お酒飲みの私たちが必然的に不足することが多い栄養があります。その栄養素が不足することでダイエット失敗の引き金を引くことにもなってしまうので気を付けなければなりません。
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お酒で栄養素が奪われる
お酒飲みの人は飲酒しない人とは違って、ある栄養が欠乏する傾向にあります。
それはビタミンとミネラルです。 アルコールの代謝活動に、多くのビタミンやミネラルが使われる為です。
飲酒によって不足することが考えられるビタミンは、ビタミンＡ、ビタミンＤ、ビタミンＥ、ビタミンＢ1、ビタミンＢ2、ナイアシン、ビタミンＢ6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンＣです。
すなわちビタミンの全てがアルコールの代謝に利用されてしまうんです。 さらにはミネラルも、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、セレンなどがアルコールの代謝に使われてしまいます。
栄養不足の対策は？
ただ、ビタミンミネラルがこうも揃いも揃って不足していると言われると不安に思われるかもしれませんが、それを補う対策はさほど難しくはありません。
飲酒で失われるビタミンやミネラルは、主に肉類や魚類などのたんぱく質に多く含有されているため、たんぱく質たっぷりのお酒のお伴をしっかり食べることで取り戻すことができます。
ダイエットしたいからと、低カロリーばかり意識して野菜などばかりをおつまみで食べていると、アルコールを代謝する為に必要な栄養素は足りなくなります。
栄養素が足りなくなると、カラダは危機感を覚え、たくさん食べるように脳が指令を出します。そうするとドカ食いに繋がり、せっかくの食事制限もパーになってしまいます。
おつまみとしてよく食べられるフライトポテトやピザのように、ほとんどが糖質の食品もビタミンやミネラルの不足を招きます。お酒飲みの人は飲まない人より、栄養価の高い食品を摂るよう気を付ける必要があります。
肉類、魚類、乳製品、ナッツ類、海藻、きのこ、発酵食品、野菜、果物など、なるべく多くの種類の食べ物を食べるようにするべきです。毎日決まったを食べるのではなく、色々なものから栄養素を摂ることも、栄養のバランスをとるコツです。
まとめ
- お酒飲みはビタミン・ミネラルが飲まない人より足りなくなる
- 栄養不足は過食へとつながる
- 栄養素はたんぱく質のおつまみで補おう
栄養が足りなくなると食欲が増してしまい、却ってダイエットの成功率が下がってしまいます。
不足している栄養素をしっかり把握して、健康的で正しいダイエットを行いましょう！