カロリー制限が痩せない原因?痩せるためにはたんぱく質をどんどん食べよう!

ダイエットのためにはたんぱく質を摂ろう

「お酒を飲んだ分、食べ物を食べるのは我慢しよう……。」

この考えは大間違いです!

ダイエットをしたいからと言って、肉や魚も我慢した方が良いと考えていないですか? 

たんぱく質は大切な栄養源。不足したらダイエットにも逆効果!

ダイエットにはたんぱく質が必須

たんぱく質はカラダに必要な栄養で、ダイエットにも不可欠です。

肉や魚は、アルコールの代謝や糖質や脂質の代謝に必要となるビタミンやミネラルの一番の供給源です。 食べ物から摂りいれるたんぱく質が足りないと、カラダは、足りない分を筋肉から削って補ってしまいます。

筋肉が細っていくことで基礎代謝量が落ち、「痩せにくい体質」になってしまいます。 また、たんぱく質は、生命を維持するのに必要な酵素やホルモン、神経伝達物質の原料にもなる非常に重要な栄養素で、ほかでは代わりがきかないものです。筋肉や骨、血液や酵素、血管、心臓、肝臓、肺、髪や爪、遺伝子に至るまで、わたしたちの体は、ほとんどがたんぱく質でできています。

また、体内に取り入れたビタミンやミネラルを運ぶのも、たんぱく質。体を動かすためのエネルギー源にもなり、糖代謝、脂質代謝、アルコール代謝にも欠かせません。たんぱく質が不足すると、肝臓や心臓の機能が低下することで、体力や免疫力が低下し、脳の働きも悪くなって、セロトニンが出にくくなり、鬱っぽくになってしまう場合もあります。

たんぱく質と糖質は1グラム当たり同じ4キロカロリーの熱量ですが、カラダでの使われ方が異なります。たんぱく質は糖質や脂質に比べ、消化に使われるエネルギー量が三割程度多いため、実際にからだでエネルギー源として使われる量は4キロカロリーよりも実質少なくなります。

また、たんぱく質は糖質と違って、血糖値をほとんど上昇させません。脂肪を作り出すインシュリンの分泌も少ないため、ダイエットの強い味方になってくれる栄養素なんです。糖質や脂質と違い、肥満の原因に直結するものでないんですね。

カラダに必要な栄養を取りながら、ダイエットに欠かせない代謝を促すのが、たんぱく質なんです。だから、ダイエット中もたんぱく質をたっぷり摂ることが大事なんです。摂取カロリーを減らしたいからといってたんぱく質をカットするのは、実に効率の悪いダイエットなのです!

ダイエット中に食べるべき食品とは?

ダイエット中に食べるべき食品

日本人の食生活ではたんぱく質は不足しがちです。お米やパン、麺類などの炭水化物が主食となり、たんぱく質がメインの食材はあまり重視されません。炭水化物の食事が一番手軽に食べられるということもあるんですけどね……。

朝はコーヒーとパン、昼はカレーライスやラーメン、コンビニのサンドイッチかおにぎり。このような食生活では、たんぱく質不足で痩せにくい体質になってしまいます。

カラダを痩せやすい体質にするためには、以下の食品を進んで食べるようにしなければなりません。

肉でたんぱく質を摂取

痩せたいと思っている人の多くの勘違いに、「肉は太る」というものがあります。

赤身の牛肉なら毎日食べても良いくらいです。牛肉の赤身にはカルニチンという、脂肪の代謝を上げる物質が豊富に含まれています。豚肉や羊の肉にも含まれていますが、鶏肉には含まれていません。脂肪の燃焼を助ける効果があるので、積極的に食べましょう。

カルビなどのように、脂肪分の多い牛肉を習慣的に食べるのはお勧めしませんが、お米、パン、麺類などの炭水化物をいっぱい食べるよりは、多少脂肪分の多い肉を多く食べたほうが、効率よく痩せられます。

肉を食べて罪悪感を覚えることは一切ないのです。炭水化物のカロリーを肉に置き換えましょう。

魚でたんぱく質を摂取

魚もどんどん食べましょう。魚の場合は、赤身か白身かより、旬のものを食べましょう。旬の魚には、その季節に私たちの体が必要としているものが含まれています。海老や蟹、牡蠣などの魚介類も同じです。

居酒屋などで、季節のメニューと書いてあったら、まず旬のものです。魚の名前がわからなくても、旬ならば迷わず挑戦したいところです。

卵でたんぱく質を摂取

炭水化物を食べる時も、たんぱく質と合わせると炭水化物単品と比べ、太りにくいです。お米を食べるときは、オムライスや卵かけご飯などがお勧めです。

昔はコレステロールが高くなるという迷信があり、卵は1日1個までという考えが一般的でしたが、今の科学では否定されています。2個でも3個でも食べて問題ありません。良質なたんぱく質を含んでいますので、どんどん食べましょう。

豆類でたんぱく質を摂取

豆類も、植物性たんぱく質を摂るために重要な食べ物です。実は、お酒を飲む人にとって大切な栄養が含まれています。

お酒を飲む人が一番注意しなければならないのが、肝臓でのアルコール代謝で失われるビタミンB1の不足です。豆に含まれるレシチンという物質には、ビタミンの吸収を促し、脂肪肝を防ぐ効果があります。また、お酒によってダメージを受けやすい脳のダメージを防ぐ成分でもあります。お酒飲みにとってぜひ摂りたい栄養素です。

枝豆や豆腐などなら、居酒屋でも気軽に食べられます。お酒による脳と体のダメージを防ぐために、積極的に食べるようにしたいですね。

まとめ

ダイエットに不可欠なたんぱく質について紹介しました。

カロリー制限にばかり気を取られると、ダイエットに必要な栄養も不足してしまい、逆効果になってしまいます。

肉だけ、魚だけ、卵だけ、豆だけとならず、トータルでバランスよく食べることも大事です。しっかりたんぱく質を摂って、健康でスリムなカラダを効率よく手に入れましょう!

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